センター試験が変わる!?【中編】

高校数学担当のTです。

先週末から急に暖かくなり、花粉症が気になるようになりました。

花粉症を持っている方にとっては嫌な時期に入ってしまったかもしれませんね。

 

 

さて、今回も前回に引き続き、センター試験が変わろうとしている『高大接続システム改革会議』についてのお話です。

 

前回、2020年度を導入予定として、センター試験が『大学入学希望者学力評価テスト(仮)』と名前を変え、変更される方向で議論が進められていることをお伝えしました。

 

それでは、実際にどのようなものに変わるのでしょうか?

実際に導入初年度の対象となるのは現在の中学2年生の方々となりそうですが、その前後の学年の方々も今から気になるところかと思います。

 

217日に行われた第11回高大接続システム改革会議の結果、センター試験に代わるこの新たな試験の基本的な構成について、

 

①記述式問題(当面、国語・数学)

②英語の多技能を評価する問題

③マークシート式の問題(各教科・科目)

 

を掲げています。

 

注目すべきは、やはり、①記述式問題でしょうか。

これまでのセンター試験は『マークシート式の試験』であることが最大の特徴でしたが、マークシート式の問題に加えて、記述式問題も出題する方向で議論が進められているというのです。

 

これは衝撃的な変更点です!

当面は、国語と数学だけということですが、

文系の受験生も数学の記述式答案の書き方を身につける必要が出てきます。

逆に理系の受験生も、現代文の要約問題などにも対応しなければならないかもしれません。

 

「マークシート式のセンター試験は、知識の習得状況の評価と分析的な思考力の評価に優れている一方で、複数の情報を統合し構造化して新しい考えをまとめる思考・判断の能力や、その過程や結果を表現する能力(いわば、『統合的な思考力や表現力』)の評価については更なる改革が求められる」とされ、記述式試験導入の必要性が説明されています。

 

 

また、記述式試験を導入するメリットとして、

 

「解答を選択肢の中から選ぶのではなく、自らの力で考え出すことにより、より主体的な思考力・判断力の発揮が期待できる。」

「文や文章の作成を通じて思考のプロセスがより自覚的なものとなることにより、より論理的な思考力・表現力の発揮が期待できる。」

「記述による表現力の発揮、特に文や文章の作成に当たって、目的に応じて適切な表現様式を用いるなど、表現力の発揮が期待できる。」

さらには、

「記述式を導入することにより、高等学校教育においても「言語活動」や「探究的な学習」などの充実が促され、生徒の能動的な学習をより重視した授業への改善が期待できる。」

 

を挙げています。

 

記述式試験はマークシート式試験に比べて、当然採点にかかる時間が莫大になることが予想され、採点時間の問題をどのように克服するかということが課題となります。

 

昨日のニュースでは、「大学新テスト採点で人工知能(AI)の導入を検討」ということがとりあげられておりましたが、どうなることやら。

 

 

次回は最終回、『センター試験が変わる!?【後編】』をお伝えします。

 

 

 

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