センター試験が変わる!?【後編】

高校数学担当のTです。

国立大学の後期試験も終了し、今年度の入試シーズンも終わりを迎えようとしています。

受験生の皆さん、お疲れ様でした!

明後日17日(木)から気温が急上昇する見込みのようで、桜の開花も近づきそうです。

 

 

さて、今回は、センター試験が変わろうとしている『高大接続システム改革会議』についてのお話の最終回です。

 

前回は、2020年度を導入予定としている、センター試験に代わる新たな試験『大学入学希望者学力評価テスト(仮)』では、

「記述式問題も導入される(当面は、国語と数学のみ)」

ということをお伝えしました。

 

これは受験生にとっては非常に大きな変更です。

さらに、マークシート式問題についても現行のセンター試験からの変更が検討されています。

217日に行われた第11回高大システム改革会議の結果公表された問題イメージ例(たたき台)では、物理と世界史の問題イメージ例が示されましたが、現行のセンター試験との相違点としては、

 

【物理】

○観察・実験の場面が設定されており、複数の人物による対話形式が取り入れられている

○データやグラフ、資料が与えられ、必要な情報を自分で抽出・選択する必要がある

○必要なデータを抽出し、グラフを作成させ、描いたグラフをもとに解答を求めさせる形式の問題がある

○選択肢の中から正答を選ぶのではなく、数値を●.●×10という指数表記で答えさせる場合もある

 

【世界史】

○歴史資料を読み解かせ、関連する出来事を考察させる形式の問題がある

○歴史的事象に関する複数の人物による対話形式が取り入れられている

○「~について述べた文として適切なものをすべて選べ。」と出題し、正答の選択肢が1つに限られず、複数存在する場合もある

 

という点があげられます。

 

全体的な傾向として、データや資料を読み解き、考察する能力を問うことがより重視されています。

 

物理の「選択肢の中から正答を選ぶのではなく、数値を●.●×10という指数表記で答えさせる場合もある」

や、世界史の「正答の選択肢が1つに限られず、複数存在する場合もある」

という変更は、4択や5択の場合と異なり、運で正解することは限りなく不可能に近くなり、また与えられた選択肢を正答を得るためのヒントとして利用することができなくなることから、受験生にとっては厳しい変更となりそうです。

 

 

これまで、前編・中編・後編の3回に分けてお伝えした『センター試験が変わる!?』ですが、『大学入学希望者学力評価テスト(仮)』の導入はまさに変革というべき大幅な変更となりそうで、今後もその動向に注意する必要がありそうです。

 

 

 

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